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2009.02.05(Thu):つぶやき
~レアーナの日記より~



2月5日(晴れ)

昨夜、最愛の妹が風月華を離れた。
しばらく能力者としての活動を止めることは聞いていたから、驚きはしなかったけれど。
あのコは笑顔で

「いってきます」

と言った。
だから私も、笑顔で

「いってらっしゃい」

と返した。
あのコが帰ってくるまでに、今よりももっと強くなっていることを誓って。
きっとあのコも、もっともっと強くなって帰ってくると思うから。
寂しいけれど、泣くわけにはいかない。
だって、私はお姉ちゃんだから。
歩みを止めるわけにはいかない。
ずっと一緒にいると・・・約束、したから。

今この日記を書いている私の傍らには、これまでに届いた数十通のあのコからの手紙が積まれ、揺れている。

最初の手紙は、私の身を案じての短い手紙。
まだ敬語で、私を「さん」付けで呼んでいた頃。
あれから、半年。
たくさんの・・・本当にたくさんの手紙を交わしてきた。
そのほとんどは他愛のない会話ばかりだけれど。
今から一通ずつ、全ての手紙を読み返そうと思う。

この半年、私たちは少しずつ絆を紡いで、一緒に歩んできた。
これから先の道は少しだけ離れてしまうけれど。
私は決して歩みを止めない。
あのコもきっと、ゆっくりでも、その足を止めることはないから。

だから私は歩き続ける。
いつかまた、私たちの道が再び交わるその時に、胸を張って
「お帰りなさい」
と言える様に。
あのコが安心して
「ただいま」
と言える場所で在る為に。

いつかまた出会う、その時の為に――


     ここ    歩き
私は、風月華で、待ち続ける。


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